明方さん&朔夜さんのくだまき、拝見させて頂きました。TLでこのお二方について呟かれているのをよくお見かけするのですが、私の抱いた感想とは真逆のものばかりでしたので、こちらにて感想を添えさせて頂きます。
(明方さん側に感情移入している者の感想なので、どちらかと言うと朔夜さん側に心情が寄っておられるネズさんには不快な表現があるかもしれませんので、少しでも引っかかるようでしたら以下はスルーでお願い致します)



多くが「辛い、切ない」などどちらかというとマイナスなイメージが多かったような気がするのですが、私個人の抱いた感想だと明方さんがどういう人なのかを最期まで理解出来なかった朔夜さんの招いた末路だと感じたので、お二方の末路は「まあ、こうなるよね」と淡々と受け止めておりました。
明方さんは捻くれてはいるけど色々バッサリと割り切っていましたし、むしろ天才型だった朔夜さんの方が生き方が不器用なのではないかと感じました。
幼い頃は微笑ましいシーンもあったお二方の関係が大きく変わられたのは当主交代の時だったのは、本当に俺屍らしい所だと思います。

もう一度読み返して見ても、後半は明方さんが朔夜さんにきつく当たる会話シーンは無いのですよね。確かに物言いは穏やかだけど明らかに朔夜さんを必要とはしていない。朔夜さんはもっと明方さんの力になれれば、と思えば思うほど関係が拗れていくことに気づいていない。
良かれと思って…が、悪い結果を招く。このあたりの悲劇が多くの方は朔夜さんを哀れに思うのでしょうけど、この末路を招いたのは明方さんであり、また朔夜さんでもある以上、どちらが悪いとは言い切れないのではないでしょうか?
晩年は朔夜さんが自分で自分の首を絞めて泣いている…そういった印象に感じました。
朔夜さんは明方さんとの距離を縮めたかったけど、明方さんは距離を置きたかった。
距離を置きたがっている者と距離を縮めようとすることは非常に難しく、明方さんと朔夜さんの場合はどう足掻いても、良くてこれ以上関係が拗れないようにするのが精一杯だったのではないかと思います。
感想でifの話をしてしまい申し訳ありません。
それでもとても印象深いお二方でしたので感想を送らずにはいられませんでした。

仲一族様の軌跡をもう一度初めからじっくり拝見したくなるので、次回のくだまきもとても楽しみにしております。それでは!

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俺屍する方のネズ
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