公式CPというか公式に運命がいるキャラの夢創作をしている者です。
そのキャラをAと表記します。Aの夢創作を始めたのは、Aに対する解釈をあまり深めていなかった頃でした。運命の人がAにはいると分かっていてもAの夢が見たかった、そんな単純な気持ちから始まったのですが、原作で示されたAが運命の人を運命に思う理由を知った時、私の創造した夢主ではこの人の運命になれないと思いましたし、Aと運命の美しい関係性を壊したくないとも思いました。
ですが私は夢主=オリキャラ思考の人間で、その理由を知った時には夢主に対して一キャラクターとしての愛着ができていて、Aの夢創作をしないという選択はできず、かといってAが夢主のことを恋愛でも恋愛でなくても、何か特別な存在として思うことも違うような気がして、原作のAと私の書くAは別存在だからと誤魔化してもやりきれないような気持ちがどこかにありました。
だからこそ、佐十さんの夢創作へのツイートや夢創作が好きなあなたへなどの言葉に救われてきました。そして今日の、お題箱への返信の"どうしようもない諦めを抱きながら、絶対に振り向いてくれないと嘆きながら、それでも恋を叶えるため必死に物語を綴る。その結果がたとえ「やっぱり振り向いてもらえなかった」というものだとしても、生み出した物語たちは無価値ではないと信じています。"という言葉に涙が出そうになりました。
Aのことが好きです。運命のことも好きです。原作も好きです。それと同じくらい、夢主のことも愛おしいです。だから夢主に幸せになってほしかったし、救われてほしかったし、Aに振り向いてほしかったんです。
運命がいてもいなくても、夢主はAと同じ道を歩いていけないし、振り向いてくれたとしてもそれは妹を思うような気持ちで、Aと夢主が同じ気持ちを通い合わせるビジョンは見えません。
でも、それでもいいんだって思えました。夢主がAを特別に思うのと同じくらいの感情でAに特別だと思ってもらえないかもしれないけど、私がAを好きな気持ちも、夢主を好きな気持ちも、二人に幸せになってほしい気持ちも、そしてこれから私が書く二人の物語も、何も無意味ではないんだと思えました。ありがとうございます。
長々と失礼いたしました。今までもこれからもずっと佐十さんのファンです。これからの活動を陰ながら応援しております。

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佐十
ID:goodbyefront

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