（※以上略）観た感想】(3/4)

(8)．SteamVRのデバイス検出ランプの点灯数がおかしいのは無視していい仕様かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
公式マニュアルにおいて上半身モード利用時には、VR全身モード利用時と異なり、SteamVRへの言及はありません。
Uni-studioの仮想トラッカー送信画面にある「VMCProtcolでトラッカー情報を送る」に、
「バーチャルモーションキャプチャーでトラッカーを割り当てる必要があります。この設定を有効にしたとき、SteamVRでトラッカーは利用できません。」と併記されているのは、
上半身モード利用中は、Uni-studio→VMCで、SteamVRを経由しない仕組みであり、
SteamVRで検出されているVRデバイスの数が、現実にある数より多くても無視していい、ということかもしれません。

一方で、「SteamVRを落とすとUni-studioも落ちる」「VMCもSteamVR無しでは使えない」と余白くんが言っていた事や、
「SteamVRのViveトラッカー画面で示される“Uni-sensor(数字)”が、VMCが検出している“Uni-sensor(数字)”と対応しているように見える」といった事もあるので、
本当に無視していいかは、まだかなり不確かです。
なので「上半身モードを使う前に、VR全身モードのセットアップを完了してみる」というのも提案します。

と言うのも、VR全身モード利用時の話であれば、SteamVRでUni-sensorの検出数が少なくて困ったというケースの情報が散見されました。
多いではなく少ないという違いはありますが、これもSteamVRのUni-sensor検出トラブルではあります。
そして上半身モードは後から作られた利用モードです。
もしかしたら、「SteamVRを利用する前提で動作するVR全身モードを問題無く利用できるようになった(＝Uni-motionとSteamVRの連携の根本部分の設定が完了した)後でないと、
“VMCProtcolでトラッカー情報を送る”が有効なので、SteamVRでトラッカーは利用できないけれど、Uni-motionとSteamVRの連携の根本部分の設定には依存している上半身モードが正常に動作しない」、
なんて構造になっている可能性が脳裏をよぎりました。