箱主さんこんにちは！お題ありがとうございます。

吸血鬼化承太郎、私も好きです！いつも見守ってくださりありがとうございます。
私の中で承太郎さんが吸血鬼になるパターンは三つありまして、そちらの方お話させていただけたらと思います！

まず最初に吸血鬼にさせられるパターンとしては、DIOの死後にDIOの血を所持していた残党に、食事などに血を混ぜられ吸血鬼になってしまうのが個人的には想像しやすいです。
因縁が終わったと思った時に自分の食事に血を混ぜられ人外になる氶太郎さん、良すぎる…。どんどん自分の力もスタンドの力も強くなっていって、時を止める時間も伸びていき、自分がDIOに成り果ててしまいそうで自殺を試みるものの、ジョセフに｢…頼むから辞めてくれ……｣って頼まれて、その日から暗い部屋で一人引きこもり、血を飲まずに人の食事をして衰弱していく氶太郎。
｢血を飲め｣って輸血パックをくれるジョセフに｢俺は人間だ！｣と怒り出し、氶太郎が眠っている朝にホリィさんが自分の指を切って口に一滴だけ血を注いでしまい、その瞬間に目を見開いて、飢えに与えられた一瞬の潤いに少しだけ我を忘れ、ホリィさんの肩に爪を食い込ませながら｢このクソアマ！｣って叫んじゃう氶太郎…。でもホリィさんは泣いて震えながら｢いいわ。私後悔してないわ。食べられちゃってもいいもの。わたし、わたし貴方に死んで欲しくないのよ。承太郎に、死んで欲しくは、ないのよ！｣って叫んで、承太郎も暗闇で泣きながら｢出ていけ！｣ってホリィを追い出して、その日の内に荷物を纏めて夜の闇に消えて、DIOの残党を皆殺しにしてから日光を浴びて死ぬ事が目的の人生が始まる承太郎さん…。切ない…。

自ら吸血鬼になるパターンとしては、｢自分から石仮面を被り敵を殺しに行くパターン｣と｢DIOとの決着が着いた後にDIOの血を飲んで死ぬパターン｣のふたつかな、と思います。

自分から石仮面を被り敵を殺しに行くパターンとしては、DIOへの怒りや残党への憎しみに耐えきれず、手元に舞い込んできた石仮面を被ってしまい吸血鬼化して、パワーアップした状態で我を忘れながら残党を殺していく…というものです。
この承太郎さんは5太郎さんが似合うと思います。怒りに我を忘れて、人ならざる道を進んでしまい、夜にだけしか愛する人を守れずただ人を殺す為の生き物になってしまったことを後悔しながらも必死に必死に誰かを守る為に、または殺す為に生きていく承太郎さん、悲しくて可哀想な生き物で大好きです。

もう一つのDIOとの決着が着いた後にDIOの血を飲んで死ぬパターンでは、最終決戦が終わった後に、自分自身の凶暴性や、DIOとの同一性を悟った承太郎が、DIOの頭を抱えてDIOから滴る血を飲み下し吸血鬼になると言うものです。この時DIOは承太郎の首を空裂眼刺驚で貫いててもいいし、それを見ながら｢残念だな、もう遅いさ｣って言いながらずるずると傷が治っていく吸血鬼承太郎…。
DIOは必死に承太郎への和解を求めたり、ジョセフに｢起きろ！お前の孫が吸血鬼になったぞ！朝日が昇る、承太郎！朝日が昇る！｣って叫ぶけど、承太郎は気にも止めず、最後に駆けつけた財団員に｢DIOの血をジジイに移すんだ。もし、蘇ったのがジジイではなくDIOだったなら、いつでも陽が当てれるような部屋にしておけ。ジジイに移植してる間は日を当てるなよ。……それじゃあ、頼んだぜ｣って言いながら塵になって消えていく承太郎…。
その後、承太郎が残したメモで、目を覚ましたジョセフに財団員が承太郎と同じような質問をするんだ…。
｢1981年の映画｢類人猿のターザン｣の主演女優は？｣｢…ボー・デレク｣｢｢今夜はビート・イット｣のパロディ｢今夜はイート・イット｣を歌ったのは？｣｢……アル・ヤンコビック………！ああ、そんな…こんなことが、起きてしまうとは……｣って泣くジョセフ、可哀想すぎる…。

こちらで以上となります！お題ありがとうございました！