お題
紙マテの話なんですが……ティターニア=「きみ」確定していましたね。
オベロンのぐだへの想いが想像以上にクソデカ激重でした……奈落心中そういうのもあるのか……私は、ぐだはティターニアではないけど似ている存在と解釈しました。
オベロンの解釈については、大体は塩タンさんと同じ意見だったので驚いています。
オベティタ、オベキャス、オベぐだ、オベブラ、結局は解釈は人それぞれという事なのかなぁと公式の情報を見て思ったのですが、塩タンさんはどう思われますか?
塩タンさんの解釈が好きだったので、ぜひ意見を聞いてみたいです。
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塩タン
@ngso_tan
塩タンを覚えている人がまだ居たことに驚いたし素直に嬉しい…。語るよ~!長いから覚悟しろ~!
えっ…2人称ってみんなそんなに興味ある?私は「キャラの身長体重からBMI割り出して色々言うやつ」ぐらい興味なかった…。君かきみって、解釈の裏付けにするには弱すぎない?本編いっぱいあるんだからもっと読むべきとこある気がする…。
あと、CPの解釈云々で言うなら、私はオベティタもオキャもオベぐもオベブラも全部「ある」とは思ってるよ。そりゃ物語である以上、見方や視点によっていくらでも語りようはあるし、解釈でいうなら「全部ある」よ。ただ、膨大な物語から全ての要素を網羅して並列に語るのは一個人には無理があるし、誰しも贔屓や好みはあるから「特定の要素だけ抜き出して推す」ことになる。別にそれ自体は悪いことじゃない。ただ「自分にとって都合の良い要素だけを切り抜いて語る。自分にとって扱いやすい型に当てはめて語る」やつは好きじゃない。推しキャラを性癖テンプレに当てはめてままごとしてんじゃねぇぞ…(突然の怒り)。
まぁそれはそれとして、いまだに「ぐだ=ティターニア」の理屈よく分かんないんだけど?いずれ都合よく忘れ去られるから?それぐだに限らず全人類そうじゃない?何ならマシュの方がそれっぽくない?「消費され忘れ去られる」のは世界の構造の話だから、ぐだにだけ当てはめて語るのはお門違いじゃない?そもそも「物語である彼女」と「今を生きる人間であるぐだ」を並べて語るのがすでに無理がある。ぐだは「現実世界を生きる未来ある存在」なので。「物語でしかないティターニア」や「空想の歴史で聖剣の材料として生まれて死ぬアルキャス」とは土台(次元)からして違うわけで。アルキャスが自分とぐだを似ていると思った(そしてそれは勘違いだった)程度にはぐだとティタも似ている所はあるかもしれないけど、そこだけ切り抜いて語るのはちょっと違うだろ…。
というか本編で「オベロンの王妃ってアルトリアじゃないの?」から、あからさまに言及を避けて「僕の妃は本当に在ってはいけないんだよ」発言。A.A独白「この先はもうないのです。これ以上先に、あなたの人生はありません(以下略)いなくなります、いらなくなります」そして最後の「大嘘つきのオベロンでは認めることが出来なかったもの」…。ここまで物語に言わせているのに「アルキャス=ティターニア」より先にぐだが出てくるの、本当に分からん…。
だってオベロンがぐだの幸福を夢見るわけないじゃん!オベロンはぐだの幸福を願いません。ただ見ているだけです。ぐだの戦いを。ぐだが迷いながら選択し、言い訳もせず逃げもせず必死に進み続ける道を。ぐだが何を想ったのかどうしてそれを選んだのかをオベロンは全部知っているし、最期まで見ています。それはある種の■■そのものでしょう。
オベロンはぐだが嫌い(好き)です。でもそれはぐだがティターニアだからじゃないです。ぐだが「善い人」だからです。善くあろうとする人間だからです。世界の全てを引き受けることは出来ないと知りながら、それでも見捨てず、見落とさずにいたいと目の前のことから目を逸らさない人間だからです。オベロンはぐだを傍観者として「物語の語り部」として認めました。「知らないことを知る」ということは、「知らない世界を引き受ける」という事です。ぐだに本音を話すオベロンは、「オベロンが見てきた世界」を引き渡したのです。ぐだを信じているからです。その通り、ぐだは「輝く星の話」を忘れなかったし、誰も居ない舞台を覗きに来ました。ぐだは「語られず消え去る者」を絶対に見落としません。だからオベロンはぐだを■■ています。

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塩タン
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