「グレーたん聞きたいことがあるんです。たんたんの好きなものとか分かりますか？」

「それなら私に聞いて正解だね、色々知ってるよ、何が聞きたいの」

「えっとじゃあ好きな食べ物とか」

「オムライスと唐揚げだよ。ちなみに苦手なものはピーマンとかの苦いやつ、意外と子供っぽいよね。他に聞きたいことは？」

「好きな事とか、好きな歌とかなんでもいいので教えて欲しいです」

「えっとね、好きな事は読書で好きなお菓子はパムパムパイ、好きな歌は水龍吟、あとそれから……(5分後)……位かな？どう役にたった？」

「グレーたんありがとうございます！とっても助かりました！このお礼はしっかりさせて貰いますね、じゃあまた今度！」

「行っちゃった。いや〜人助けは気持ちいいね、さて部屋に戻ろっと」

プライベートルトロにて

「丹恒ただいま〜」

「おかえり星、遅かったな。今日もゴミ漁りか？」

「違うよ、ヒアンシーが丹恒の事知りたいって言ったから教えてあげてた」

「ふむ、なぜ俺に直接聞かないんだろうか」

「さあ？それより丹恒、お帰りのハグとキスは？」

ｷﾞｭｯ ﾁｭｯﾁｭ

「えへへ、やっぱり丹恒とキスするの幸せ♡」

「お前のその顔は反則だ、お前に無理させたくないから我慢する俺の身にもなってくれ」

「いやで〜す♡我慢せずにすればいいじゃん♡私丹恒が思ってるよりも丈夫だから気にしなくていいのに♡でもそんな所も好き♡」

「……はぁ、誘ったのはお前だからな？」

「きゃー怖い龍に食べられちゃう♡」

こうして2人の夜は過ぎてゆく