※※※このお題箱はVer.3.3ストーリーが終わってから見ることを推奨します※※※










ヒアンシーとさよならするスチルで丹恒の事を「たんたん」ではなく「丹恒くん」と呼んだシーンで何故か私の脳内はヒアンシー×丹恒の世界が創世された
今までお友達のように「たんたん」とあだ名で呼んでいたヒアンシーが最期の最期に初めて「丹恒くん」と呼ぶのはそれはもう告白なんよ
穹くんには彼を好いてくれる女の子が本当に沢山居るけど「丹恒」を好いてくれる女の子ってよく考えたら少ないよなって
なのかはどっちかと言うと家族愛の方な感じがするしおすしちゃんは怪異退治隊とイチャラブしてるし
私の中では丹恒とあれ程二人で行動していた女の子って五騎士省けばヒアンシーしか居なかったんだなって

以下はヒアンシーが列車に乗りたいってたんたんに話す時の妄想

「たんたん……いえ､丹恒くん」
「……どうした､ヒアンシー」
「丹恒くんは､私が「開拓」の旅に加わりたい､と言ったら……どうしますか？」
「……俺の一存では決められない｡恐らく列車の皆は快く迎え入れてくれるだろうが……ヒアンシー､お前にはオンパロスに生きる多くの人々との絆と記憶があるだろう」
「…………それは……丹恒くんには､無いって事ですか？」
「かつては､あった｡だが､それももう数百年も前の事だ｡そこに俺は､罪なき人としては入れないし､そこにあるのは褪せた記録と1人の当事者のみ｡それにその記録と記憶も､「俺」に良く似た別人の話だ」
「…………」
「それに､俺は……俺達は「ナナシビト」｡開拓進行形を征き続ける俺達は､お前が今まで築いてきたその絆と記憶をオンパロスに残させはしないだろう」
「……そう､ですか」
「…………すまない」
「いいえ､たんたんが謝る事じゃありません｡ただの私の我儘ですし……そこまで真摯に言ってくれるとは､思ってなくて」
「ヒアンシーは､俺達とかなり関わっていたからな｡言葉を交わし､共に戦った仲間に対して､適当な事を言う方が無理な話だ」
「……ずるいですねぇ､たんたんは」
「？何か———っ」
「———そんな残酷な優しさを痛みなく包んでくれるずるーい丹恒くんに､私からひとつ宿題をあげましょう」



「今の私のキスの理由､ちゃーんと考えて下さいね？」