行き倒れ〜シリーズ完結おめでとうございます！
個人的には永遠続くと勝手に思ってたので、「か、かかか完結？！？！」と、驚きと寂しさでいっぱいでした。
が、サムネを最後まで読み、またアルラビに会えるとのことで一気に嬉しさに満たされました。

まさかのラビ兄登場で、アルにもラビにも大変許させれない行為をされていましたが、二人共に対して身体を傷付ける(薬は盛っていますが…)ことはせず、ラビが大切に想っているアルにはちゃんとした環境、食事を提供し(監禁してますが…)無理やりな行為も行わずでだかんだで、ラビの宝物を傷付けない事でラビを大切に思ってるんだなぁと感じました。いや、精神攻撃がえげつなかったですけど…心の傷抉りまくってたんですけど…
そもそも単にラビに戻ってきてほしくて、アルはどうでもよかったんだろうですけど…

アルラビの信用、信頼が試される最終回…！思って読んでました。
どんなに大切な人でも信用、信頼という部分はなかなか難しい問題で、他人に言われるからこそ揺らいでしまうと思うのです。
他人の言葉だからそこ「もしかして」「どうして」って気持ちが生まれて大きくなってしまうのに対して、ラビはアルの言葉を信じた場面は感極まる場面でした。
対してアルは自分のトラウマを掘り返させるつらい場面で、こちらも辛くなってしまいました。
二人共優しくて、相手のことが大好きだからこそ、「こんな自分」ってなるところが切なくてエモかったです。
そんな葛藤を乗り越えた、相手を思い会える二人が、これからの苦楽をまた共に辿ってくのが嬉しいですし、全力で応援していきます！

また、最後の締めくくりが個人的にすごくすごく大好きで、「アルの好物をあえてリクエストするラビかわいい！めっちゃアルのこと好きじゃん！！」と思ってたのですが、まさかのアルの誕生日！！！
恐らくアルはそのことをすっかり忘れてて、ラビの可愛い笑顔と共にお祝いされたことで「あ！！」ってなったのかなって勝手に思っております。
アル、お誕生日おめでとうございます！

興奮で(そうでなくとも)支離滅裂すぎる感想で本当に申し訳ないのですが、最後までこのお話を書いてくださって本当にありがとうございます、という気持ちを伝えたかったのです。
他シリーズや短編も拝読しております。
どの子達も魅力溢れてて、書かれるお話がとても好きです！ありがとうございます