お題
ばらきさん!いつもドイツD2激カワイラストありがとうございます。ミュでお二人にハマり、ばらきさんに辿り着きました。
送ってもいいよ!との事でしたのでこんこんとしていたD2妄想お送りさせてください。

(クリスマスマーケットにて)
U17世界大会も終わり、それぞれのホームへと戻った二人。プロ選手ということもあり、大会で組むこともあったり練習で会うこともあったが世界大会中のように日々を共にできる時間は減っていた。
そうしているうちに、ドイツにもホリデーシーズンがやってくる。サンクスギビングデーが終わってすぐに建てられ始めたクリスマスマーケットの屋台にベルティは浮き足立つような歳でもなかったけれどそれでもどこか嬉しいような暖かな気持ちになっていた。
姉と兄と三人で屋台を回った幼い日を思い出す。今は、ベルティも含めて忙しくて三人で揃って遊ぶなんて出来なさそうだ。せめて、クリスマス当日は集まって!と母は言いそうだけれどどうなることやら。
家族のことを思い出してふと、あの人のことを思い出す。大きくて優しくて強いダブルスのパートナーだった人の事だ。大家族の中で育ったという大らかなその人がクリスマスをどう過ごすのかシュミレートしてしまう。暖かな暖炉がパチパチと音を立てる中で小さな弟妹たちに囲まれてサンタの服を着てやるのだろうか?いや、料理を振る舞ってやる?請われるままに、テニスの話をする?いや、彼はその全てをしてやるのだろう。プレゼントをたくさん抱えて帰ってきてあの大きな笑顔を見せて。
そこまでシュミレートして、ベルティの頭脳は動くのをやめた。考えても仕方のないことだからだ。きっとこれらは全て正しいが証明する術をベルティは持っていなかった。だってベルティは彼の家族ではないから。
ベルティは自分の家族を愛しているけれど、きっとダンクマールのことも同じように愛しているのだとその時にふと気づいたのだ。だから、こんなことをシュミレートするに違いない。
ベルティはその頭脳ゆえの強さがある。それは、テニスにおいても勉学においても同じで、きっと恋においても。自信があった。メッセージアプリを開いてさぁ、始めの一手をどう打ち出すかをシュミレートすることにした。
ツアーファイナルも終えた彼がミュンヘンの街にいることは確かだ。ベルリンからしんしんと雪の降るミュンヘンをへの経路を今彼の頭は算出している。
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ばらき
@7_teitoh
萌えるよ(号泣)坊やの想像するダンクマールさんのクリスマスの過ごし方が暖かく優しいものであることに、坊やがどんな風にダンクマールさんを想っているかがそのまま表れていて超素敵でした😭恋に自信ありな坊や、自惚れとかではなく本当に上手くやる自信があるんだろうなと思いますし、これに限らずどんな小さなことでもやると決めたことは絶対に成し遂げそうで、ダンクマールさんも坊やのそういうところがカッコいいと思っているんじゃないかな!?そのはずです。この後2人がどう進展していくのか、ずーっと考えてしまう気がします!新たな楽しみをありがとうございます💌

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ばらき
ID:7_teitoh

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