首吊り自殺未遂？史上最大のムダ死に
（首吊りは首にロープが掛かった顔と、机に座ってブラブラさせた脚だけで表現。危ないことはしないで下さいね）失恋したナオ、裸足の足が台の上に上がり、垂れ下がるロープの輪に首を入れる。台を蹴飛ばすと、足が宙に浮く。首がしまって苦しむ断末魔の顔、足。白目の顔の口元から一筋のよだれを垂らして虫の息。ぶら下がった足から、オシッコが床に滴る。
もう少しで望み通りに死ねる…と意識が薄れた時、ロープが天井からほどけて、首にロープを巻き付けたまま、ナオは床に転がった。身体が動かない…死んでしまったのだろうか…。
しばらく経って、ナオは目を覚ました。「死ねなかった、だったらしっかり生きてやろう！」と力強く決心し、勢いよく立ち上がる、が…、ロープを足で踏んでいた。立ち上がったと同時にロープが張って、首が激しく背中側に引っ張られ、体が反り返る。首の辺りから鈍い破壊音が響く「グキッ！」。驚きの表情のナオ、「死にたくない…」ドサッと倒れ込んだナオは、頸椎骨折と脊髄挫傷で、一瞬にして絶命していた。
不自然なポーズで床に転がるナオの表情には、望まず、しかも瞬間に逝った悔しさがにじみでていた。HP