このお題でおしまいです、「あらし」みたいですみません。

ナオがいっぱい♡
（白衣のナオ、ベッドを自慢している）
天才発明家のナオは「ベッド型コピー機」を発明した。ベッドに仰向けに寝て、リモコン操作すると…、背中側が（床にうつぶせに寝た姿）。ベッドにうつぶせに寝ると…（床に仰向けに寝て）正面側のコピーが出来る。両方をぴったりと貼り合わせれば、ナオの３Dコピーの出来上がり、大発明だ。
とても精巧なナオのコピーは一体100万円だが、世界中の大金持ちがコレクションやインテリアに欲しがって、飛ぶように売れた（100万円の値札を付けたナオ）。しかしやがて、世界中にナオのコピーの海賊版が氾濫した。コピーからのコピーは、コンビニのコピー機でも出来てしまったのだ。（大安売り札を付けたナオ）
そして、とうとうナオの不法投棄が社会問題になっていた（ゴミ袋から片足だけ飛び出しているナオ、「ご自由にお持ち下さい」「粗大ゴミ」の札を付けたナオ）
責任を感じた天才発明家ナオは、今度は「浴槽型シュレッダー」を発明した。AIがナオの顔を認識すると、自動的にシュレッダーに吸い込み、ミンチにしてしまう。素晴らしい大発明で、スッキリ問題解決…のはずだったが…。
ナオはシュレッダーの試運転を始めた。リモコンの試運転ボタンを押すと、ナオは頭から浴槽に吸い込まれていった。シュレッダーに、本物とコピーを見分けるプログラムを入れ忘れていた。
うつぶせで首が吸い込まれて両手で大暴れするナオ、上半身が吸い込まれるとほとんど動かなくなる。プスン、プスン、ガタン…（膝からから先だけが上向きに飛び出している）シュレッダーは故障…、修理できる発明家のナオは、ほとんど挽肉になってしまっていた。HP