お題
先ほどのGoogleフォームの問い合わせした者です。すぐにご確認いただき、ありがとうございました。
私も調べてみましたけど、度々ある事象のようですね😭

下書きが残っていたのでお送りします。勢いのまま書いてしまったので、お手隙の時に!

好きなシーン
p20
真田をぴかぴかに見せるものは〜
〜ほどの熱を真田は持っていた
→真田の煌々と輝くたましいの美しさが、銀河鉄道の夜に出てくる「蠍の火」みたいだと思いました。

p27
ごまんといるかもしれないそういう人間の中で、真田に出会ったのだ。
→個人的にこの時表紙のイメージがぱっと脳裏に浮かびました。

p47
「テニスしよう、でいいんだよ」
→このセリフがとても印象的で、雪解けが始まった春の日差しみたいだなと思いました。

読後の余韻が素晴らしくて、直後はなかなか感想を言葉にできなかったです。まるで一本の映画を観終わったような充足感がありました。

「あの時ああしていたら今の自分は違っただろうか?」ということって人生で誰しも経験すると思うのですが、それが今作の幸村にとっての「さあ」で、
そこから真田が結婚〜離婚して、幸村と再会して……という、二人の間に流れる大きな河の一部をぎゅっと詰め込んだような一冊だなと思いました。
全文音読したいくらい大好きな本です!

特に、真田を抱いている時の幸村を通して見える世界が美しくて、なんでこんなに流れるようにうっとりする文章が書けるんだろう……と読むたびに感じます。

序盤のあたり、真田ってどこまでも世間に対して潔癖なまでに?誠実であろうとするきらいがあるように感じていたので、お見合い結婚というシチュエーションが本当にしっくり来ました。招待状を見た幸村の心情に、胸が引き裂かれるほど切なくなり情緒がかき乱されました。

あと、個人的に銀河鉄道の夜が本当に本当に大好きなので、引用があってウワ〜〜!!大変だこりゃ〜〜!!とさらにテンションが急上昇してしまい一度本を置きました!!
カムパネルラとジョバンニは美しい銀河の中で別れてしまったけれど、幸村と真田は二人でほんとうのさいわいを探していくんだなと思って涙が出そうになりました。
ここぞとばかりに引用してしまいすみません。

ブログの制作背景も読みました。装丁のお話とかプロットメモとか、めちゃくちゃ好きなのでとても有難いです〜!!!文字数!
返信されたポスト
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みやこ
@nevergivedog
引用で感想言ってもらえるの、どこが刺さったかわかって嬉しい!そしえページ数表記助かります。
表紙について、正に!です。そのあたりをイメージして発注したので(デザイナーさんには頭が上がらない)感じてもらえてよかった。

そうですよね、真田って世間に対する誠実さ、みたいなもの重視しそう。もちろん自分なりの判断基準はあるだろうけど…。
私は、その潔癖さや生真面目さって幸村くんにはあまりピンとこない価値観で、それでも信条に愚直なところが好ましいのかな? と思っていて、「芯から理解できない、だけど惹かれる(だからこそ時に進む道が分かれる)幸村と真田」が書きたかったんだよなあー、と感想を読んで思い出しました。
それから、私は好きな文章読み上げたい人間なので音読したいって言ってもらえてにやけました☺️やったー!

Googleフォームのことでは振り回してしまってごめんなさい。
また送ってくれてありがとうございます。すごくすごく嬉しいです。
作品名に関しての追伸の方でもこちらのこと気遣ってくださってその気持ちが沁みました。

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みやこ
ID:nevergivedog

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