お題
サフェルは猫だから死ぬ時はアグライアの金糸でも補足しきれてない誰にも見つからない場所で死ぬんだよね
ところで主人公以外だったら誰が一番最初にサフェルの遺体を見つけるかな?(現時点での生死は度外視して)
私はヒアンシーだと思う
見つからなくて焦って色々なところを探していたらいつの間にかオンパロスの戦跡まで行ってしまって、その途中で無性に気になる横穴を見つけもうここまで来たらとイカルンとぴょんこと入り曲がりくねった道を進んで登って降りてった果てでたどり着いた小綺麗な部屋の、まだ生活感がまだ残っ てたような空気の、その隅に体育座りのまま膝に顔を埋めて眠るように死んでいるサフェルを見て最初は「また変な体制で寝てるんですかー?」って軽く言うけど、声を掛けても起きない『酷い程に静かな部屋』、肩を揺らしても起きない『冷や汗が流れる』、頬に触れるとヒヤリと冷たく『自分の呼吸音が遠くなる』、垂れた尻尾はピクリとも動かず『そんな現実を見たくない』力が抜けて重くなった顔を持ち上げて『嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ』されるがままになっているその瞼を開いて
「———ぁ、」
って涙すら流さずに号哭するヒアンシーが見たい
ところで主人公以外だったら誰が一番最初にサフェルの遺体を見つけるかな?(現時点での生死は度外視して)
私はヒアンシーだと思う
見つからなくて焦って色々なところを探していたらいつの間にかオンパロスの戦跡まで行ってしまって、その途中で無性に気になる横穴を見つけもうここまで来たらとイカルンとぴょんこと入り曲がりくねった道を進んで登って降りてった果てでたどり着いた小綺麗な部屋の、まだ生活感がまだ残っ てたような空気の、その隅に体育座りのまま膝に顔を埋めて眠るように死んでいるサフェルを見て最初は「また変な体制で寝てるんですかー?」って軽く言うけど、声を掛けても起きない『酷い程に静かな部屋』、肩を揺らしても起きない『冷や汗が流れる』、頬に触れるとヒヤリと冷たく『自分の呼吸音が遠くなる』、垂れた尻尾はピクリとも動かず『そんな現実を見たくない』力が抜けて重くなった顔を持ち上げて『嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ』されるがままになっているその瞼を開いて
「———ぁ、」
って涙すら流さずに号哭するヒアンシーが見たい
