お題
こへ長と留文が見せ合いセッ久するお話どうでしょうか…?色々な捏造を飛び越えてイチャコラしてほしいものです🙂↕️☝️
満月が浮かび、人間をはじめ鳥虫すらも活動を終えて寝静まる夜のことだ。
差し込む柔い月光と灯だけが光源の薄暗い古屋のなか。
狼のようなたてがみを想起させる男に伸し掛かられているのは、常から寡黙で表情をあまり変える事がない中在家長次だ。
一方、獰猛な顔つきの男に腰を鷲掴みにされるは、月が煌々と見守る夜でもギンギンと鳴いてそこら中を駆け回っているはずの潮江文次郎である。
「っ、こへい、た…!♡一度、止まっ…」
「…うん?それは聞けな いな。長次だってさっきから何度も気をやってるし、気持ちいいなら問題ないだろう!」
「それより文次郎を見てみろ」と七松小平太から耳打ちされ、長次は快感でびくつく腕を支えるため懸命に力を込めた。
今日の小平太ときたら、背後から獣のように覆い被さり遠慮なく揺さぶるのだから、たまったものではない。
「もう出すの、かぁ?♡堪え性のねえ魔羅だな…っ、ぉ♡」
「ンな生意気きいてられんのも、今のうちにだからなっ…!」
「あ"っ待、っ…つよ、いっ…ほぉっ、お〜〜…♡♡♡」
長次が見遣った先には、眉と目尻を吊り上げて背後から腰を激しく打ち付ける食満留三郎と、上体を猫のように床につけ腰だけを高く上げた文次郎が小競り合いしつつ色に耽っていた。
日中も勝負だ手合わせだとよく額を突き合わせている二人は、陽が落ちた後でもなお衝突を繰り返している。
「なあ、お前達ってこんな時でも喧嘩してるのか?」
「…べつに喧嘩じゃねえ、よ。俺とコイツはいつも…って、オイ!何してんだ!?」
息を整えつつ文次郎に視線を戻した留三郎が、特有の音域の叫びを上げた。つられて小平太が眼下を見ると、長次と文次郎がちゅう、ちゅう…♡と互いの顔や頬に口付け合って指先を絡め合っている。
「あー!?長次、駄目だぞ!私以外にそんなこと!」
「ん、っ♡もんじろう、が…泣いて、かわいそうだ…」
「ふ…♡ちょーじ、っ…」
潤んだ瞳で互いを啄む姿はなんとも可愛い光景であるが、留三郎は大層面白くない。
長次に縋り付く文次郎の顎を無理やり自身に向けて、その唇に噛み付いた。
満月が浮かび、人間をはじめ鳥虫すらも活動を終えて寝静まる夜のことだ。
差し込む柔い月光と灯だけが光源の薄暗い古屋のなか。
狼のようなたてがみを想起させる男に伸し掛かられているのは、常から寡黙で表情をあまり変える事がない中在家長次だ。
一方、獰猛な顔つきの男に腰を鷲掴みにされるは、月が煌々と見守る夜でもギンギンと鳴いてそこら中を駆け回っているはずの潮江文次郎である。
「っ、こへい、た…!♡一度、止まっ…」
「…うん?それは聞けな いな。長次だってさっきから何度も気をやってるし、気持ちいいなら問題ないだろう!」
「それより文次郎を見てみろ」と七松小平太から耳打ちされ、長次は快感でびくつく腕を支えるため懸命に力を込めた。
今日の小平太ときたら、背後から獣のように覆い被さり遠慮なく揺さぶるのだから、たまったものではない。
「もう出すの、かぁ?♡堪え性のねえ魔羅だな…っ、ぉ♡」
「ンな生意気きいてられんのも、今のうちにだからなっ…!」
「あ"っ待、っ…つよ、いっ…ほぉっ、お〜〜…♡♡♡」
長次が見遣った先には、眉と目尻を吊り上げて背後から腰を激しく打ち付ける食満留三郎と、上体を猫のように床につけ腰だけを高く上げた文次郎が小競り合いしつつ色に耽っていた。
日中も勝負だ手合わせだとよく額を突き合わせている二人は、陽が落ちた後でもなお衝突を繰り返している。
「なあ、お前達ってこんな時でも喧嘩してるのか?」
「…べつに喧嘩じゃねえ、よ。俺とコイツはいつも…って、オイ!何してんだ!?」
息を整えつつ文次郎に視線を戻した留三郎が、特有の音域の叫びを上げた。つられて小平太が眼下を見ると、長次と文次郎がちゅう、ちゅう…♡と互いの顔や頬に口付け合って指先を絡め合っている。
「あー!?長次、駄目だぞ!私以外にそんなこと!」
「ん、っ♡もんじろう、が…泣いて、かわいそうだ…」
「ふ…♡ちょーじ、っ…」
潤んだ瞳で互いを啄む姿はなんとも可愛い光景であるが、留三郎は大層面白くない。
長次に縋り付く文次郎の顎を無理やり自身に向けて、その唇に噛み付いた。