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給水塔

@xxx_10108
やさしくさわってください

ふれあいコーナー

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    • お題
      どうか!!どうか終着しないでください!!!!(クソデカボイス)
      なるかみの乙鳴シリーズ、大好きすぎて何回も何回も読ませていただいております!!!これからも応援しています!!
      返信されたポスト
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      給水塔
      @xxx_10108
      『なるかみの乙鳴』を読んでくださりありがとうございます。応援のお言葉、とても嬉しいです。自分なりに好きを込めて書いているので、何度も読んでいただきとても嬉しく思います。

      なるかみシリーズは死ネタ書いて終わりにしようかなと思っていたのですが、もう少し書けることがないか探してみようと思います。
      また最終的に本にする予定です。夢本なので需要はないと思うのですが、もし頒布する機会があれば書き下ろしで何か書きたいですね。
    • お題
      『なるかみ乙鳴』を拝読した者です。
      文章の美しさに惹かれて感想と質問を送らせていただきました。

      まず、荀彧さまが主人公の特殊能力を危険視したところが好きです。
      彼ほど頭が良くて優しい人が、天賦の才を持つ美しい少女に単純な憧れを向けることはない、と思っています。
      そのため、主人公に脅威を感じた上で、その力と相反する少女性に心を奪われる描写が腑に落ちました。
      また、荀彧さまの愛情が彼のある種過剰な責任感から生じる点も好きでした。

      「これは長期戦になりますね」
      「まだやるのか。桂花も厄介な男に惚れられたな」『腥風に走る揺光』

      好意を仄めかす前から「惚れた」と形容される所に、彼の高貴ゆえの責任感が、偏執的な愛情と密接に繋がっていることが窺えて嬉しかったです。

      さらに、荀彧さまの身内への偏った愛情が表れた箇所も嬉しくなりました。

      妻の懐妊の報せを聞いて喜ぶよりも何よりも、ありとあらゆる文献を漁って姓名判断を始めた荀彧は、実はとても混乱していたのかもしれない。『天穂の楽土がかぞいろは』

      妻子や公達殿への台詞から、彼は身内のことで冷静さを欠く節があるので、調子を崩した姿が見られて嬉しかったです。

      「面白い崩れ方をしていて嬉しい」以外にも、キャラクターを適度に崩して現実味を持たせる表現に技巧を感じました。

      二次性徴を疾うに迎えた青年の肌なので、時々ざらついた部分もある。
      行為自体は未経験だと荀彧は少し恥ずかしそうに伝えてきた『雨過碧霄に羽衣の舞う』

      彼の外見からは現実的な男性の特徴を思い浮かべにくいと思います。
      おそらく実際には肌の質感は女性と異なるはずだ、と想定して描写することは意識しなければ難しいと感じました。
      性描写は片方の人物がある程度手慣れている設定の方が書きやすいように思います。
      特に、何事もそつなくこなしそうな人物に不得手な振る舞いはさせにくい、と感じています。
      それらを踏まえて、生身の人間らしい描写がされている点に膝を打ちました。

      総じて、推しが美しく表現された文章を拝読できて嬉しかったです。

      言葉選びは熟慮されていると思うのですが、執筆時に参照している書籍等はありますか?
      同界隈で創作をしているため、差し支えなければ参考にさせていただきたくお聞きしました。

      以上、不躾な長文を失礼いたしました。
      お手数でしたらご返事はご放念ください。
      返信されたポスト
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      給水塔
      @xxx_10108
      『なるかみの乙鳴』を読んでくださった方、感想をありがとうございました。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。丁寧な感想と考察、また文章をお褒めいただきとても嬉しいです。

      人材発掘で優れた手腕を発揮した荀彧さまは、おそらく単純に優れたものや美しいものは見慣れているのではと考えました。なのでヒロインは、いっそヒトの形をした無垢で未熟な魔性ぐらいの気持ちで描写しています。
      ヒトにあらざる力を持っているくせに、虚弱で無茶をする。夢と現の間を彷徨うような二面性を見せる。そんなちぐはぐな危うさを持つ生き物を荀彧さまが放っておくはずなく、目が離せなくなり次第に心を掴んで離さない存在になっていくのでは、と考えました。

      荀彧さまの愛情は、何が何でも護ってやろうと思う、ある種の責任感じみた庇護欲と、大事な宝物を丁寧にしまいこんで隠しておきたいと思うような独占欲で成り立っているのではないかと思っています。なので結ばれる前は前者を強めに意識して書いています。懐に収めた後はヒロインに弛むことのない愛を与え、同時に彼女が戦場に赴くことをより酷く心配するようになります。その辺りを曹操さまとの意見の食い違いに上手く繋げていけたら……と考えています。

      『雨過碧霄に羽衣の舞う』について、荀彧さまは中性的な見た目ですが、肌に触れる感触や力の強さは成人男性のものだと思うので、その辺りは直接的な性描写がない分意識して描写しました。
      婚前にヒロインに情欲を抱いてしまったり、朝から身体を求めてしまうエピソードを加えたので、いくら荀彧さまが綺麗な顔をしていても男なのだ……という生々しさが伝われば良いなと思います。

      所謂経験について、荀彧さまは良家の子息なので、本来なら乳母なり世話役なりが筆下ろし役を務めているはずなので、どうするか最後まで迷いました。でも彼は優しく誠実なので、性行為は愛する人と共に行うものと捉えていそうです。なので誰も傷つけることなく、知識だけある状態でもおかしくないだろうと思いました。

      参考にしてる書籍はということですが、本をあまり読まなくなってしまったので、特にありません。参考にならず、本当に申し訳ありません……。
      ただ他人から見た景色だったり、表現の仕方、物事の切り取り方にすごく興味があるので、若手の方の現代短歌の本を時々読んだりしています。
      『花は泡、そこにいたって会いたいよ』初谷むい
      『サウンドスケープに飛び乗って』久石ソナ
      辺りは読みやすくて好きです。

      あと私は台詞を書くのがめちゃくちゃ苦手なので、地の文には神経を使っています。心情やその台詞に至るまで、どのような行動で繋ぐのか。台詞外の言い回し、言葉選びなどを大切にして書いています。

      拙いながら自分なりに考えながら好きを込めて書いているので、同じ界隈の方に読んで頂いて、かつ肯定してもらえるのはとても嬉しいです。また、作品を改めて見つめ返す良い機会になりました。本当に嬉しい限りです。ありがとうございました。

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